仮免試験の技能検定合格のためのポイントを紹介 実際落ちた経験を元に教えます
自動車学校で仮運転免許を取得する際には修了検定という試験があります。
修了検定には学科試験と技能検定の2つがあり、それを2つとも合格する必要があるのですが、私は技能検定で一度落ちています。
誰だって試験には一発で合格したいものですよね。
そこで今回は自分が落ちた経験から、落ちないために必要なポイントを紹介します。
私が落ちた原因
私が落ちた原因、それは縁石乗り上げです。
検定の中止項目の脱輪(大)というのに該当します。
私の場合はS字カーブを終わって、右に曲がって出るときに右側後輪を縁石に乗り上げてしまいました。
今思えば完全にハンドルの切り過ぎでした。
その時はまだ、どのくらいハンドル切ったらどのくらい曲がるのか感覚がまだ十分につかめていないときでした。
中止項目に引っかかったので検定はその場で即中止となりました。
「うわ、もう完全にやったな…」
その時はもう頭真っ白で、車から降りてどっか行ってしまいたい気分でしたね。
技能検定に落ちたらどうなるのか
一度補講を受けて、もう一度技能検定を受ける事になります。
補講では検定で失敗したポイントを重点的に練習することになります。
料金を追加で払うことになるので、財布のためにも1発で合格したいものですね。
どう対処すればよかったのか
検定では縁石に乗り上げてもそのまま進んで乗り越えなければ脱輪(大)で即中止とはならないです。
もちろん縁石に乗り上げた、または接触した時点で減点されるのですが、脱輪(大)にはならないので即中止とはなりません。
ですので、もし乗り上げた場合の対処法は
- 落ち着いてブレーキを踏んで、縁石を乗り越える前に(乗り上げている状態で)停止。
- ギアをリバースに入れ、安全を確認しながら後退して縁石から降りる。
そうすれば脱輪(大)による即中止の一発不合格は免れられます。
私が対処できなかった原因の考察
技能検定前にもそういうように対処するということは説明されていました。
事前に知っていたにも関わらず、私はつい乗り越えてしまったのです。
なぜやってしまったのか。
自分で原因を考えたのですが、「今まで縁石に乗り上げたことがなかった」というのが一番の問題だったと思います。
縁石に乗り上げたことが無かったので、乗り上げたときの感覚がよくわからなかったのです。
乗り上げてしまったときに違和感は感じたのですが、検定のときは超ゆっくり動いているので縁石に乗り上げてもショックが小さく、余計に乗り上げてる感が薄かったです。
さらに、それまで一回も縁石に乗り上げて来なかったのに、技能検定のときに限ってやってしまい、気持ち的に相当焦ってしまいました。
自分の失敗から考える失敗しないための方法
縁石に乗り上げたら絶対に止まる、それが絶対に必要なことです。
とりあえず止まることができれば、一回考える時間ができます。
考える時間があれば少しは冷静になって、状況を整理することができるはずです。
縁石に乗り上げたか確信がなくても、ハンドルに伝わってくる感覚、車両の動きに違和感を感じたらブレーキを踏んで止まりましょう。
実際に縁石に乗り上げてみれば感覚をつかめると思いますが、感覚を掴むためにわざと乗り上げてみるなんてことは流石に難しいと思いますので。
間違ってもアクセルを踏んで加速してはいけません。
それが一番重要です。
それと、縁石を乗り越えたらもう一発で不合格決定ですので、そのことを良く理解しておくことが必要です。
まとめ
縁石に乗り上げて脱輪(大)で検定中止とならないようにするためには、とにかく乗り越えてしまう前に停止することが大事です。
縁石に乗り上げたのか確信が持てなくても、絶対止まるようにしましょう。
止まることさえ出来てしまえば、後は落ち着いて安全を確認しながら後退するだけです。